転移性脊椎腫瘍の予後

転移性脊椎腫瘍の予後を予測できないと合理的な治療ができません。 以下は金沢大学で内部的に行われている予後判定の方法です。 原発腫瘍の種類: 進行が遅いもの:乳癌、前立腺癌、甲状腺癌など:危険度1(1,0) 進行が中ぐらい:腎癌、子宮癌        :危険度2(2,1) 進行が速い  :肺癌、肝癌、胃癌      :危険度4(4,3) 他臓器への転移: 治療できない :危険度4(4,4) 治療できる  :危険度2(1,8) 転移はない  :危険度0  骨転移の数: 2個以上   :危険度2(2,2) 1個だけ   :危険度1(1,1)  と重みをつけます。 例えば原発が乳癌(危険度1)で、肝臓などに転移していない (危険度0)、骨転移の数が1個だけ(危険度1)の人の場合 危険度は合計2ですから、予後がいいのでがんばって手術すれば 生活の質を高めることができます。 危険度2あるいは3くらいなら3年の余命があるものと予測して 手術の方法を考えていいでしょう。 (平成12年3月12日) 戻る